チヴィテッラ・ダリアーノにある標高140m、東向きの畑のグレケットを使用。熟した柑橘のたっぷりとしたアロマに、トロピカルさを感じさせるパイナップルのニュアンス。爽やかでありながら、温かみを感じさせる果実のボリュームがしっかりと感じられるが、飲み口は非常にドライ。ふっくらとした果実はふんわりと広がり、心地よい苦みがアフターへと続いていく。
標高190mのアリアーノ・テルメにある南西向きの1haの畑のブドウを使用。赤いフルーツのキャンディー、バラの香りに心地よい甘やかなスパイスのヒント。口当たりはフレッシュで優しいタンニンを感じ、バランスが良く軽やかな赤いフルーツのフレーバーが広がる。食事と共に楽しみたいワイン。
蜜のある花や、熟したアプリコットの濃密でうっとりするような複雑な香りが広がる。エネルギーに満ちていて果実のボリュームが迫ってくるがミネラルや酸が下支えしていてフィネスがある。アフターの苦みは控えめで、酸も美しく、生き生きとしたフィニッシュ。
ラ・モッラの畑からのブドウをメインに使用。樽での熟成を経ないため、赤系果実やスミレの明るく華やかなアロマがクリーンに感じられる。フレッシュでフルーティな果実が口いっぱいに広がるミディアムボディだが、決して単調ではなく複雑味も兼ね備えている。アフターにはきめの細かなタンニンが美しく縁取り、エレガントなフィニッシュへと続いていく。ネッビオーロのピュアな美しさを堪能できるキュヴェ。
マルヌ・ブルー(白亜紀の化石を含む土壌)を含む石灰質土壌。トーンの高い赤いベリー、バラの花びら、オレンジの皮のアロマがあふれている。 オープンでしなやか、柔らかなタンニンとフレッシュでみずみずしい果実味をもつ。
シトラスとグリーングラスのフレッシュなノート、花やミネラルのヒントもある。味わいはとてもクリーミーで柔らかい酸を楽しめる。レモンシャーベットとミネラルを感じる余韻の長いフィニッシュ。
ムルソーコミューン内のアリゴテを使用。青リンゴ、柑橘のアロマ。アタックのフレッシュさは角が取れ、バランスの良い酸がミドルからしっかりと伸びてくる。若いヴィンテージ由来の硬い印象はなく、想像以上に厚みがある奥行きに驚かされる。
バルトゥイエとカカベロスの2区画のブレンド。オレンジ、黄桃にハニーサックルのアロマ。厚みのある熟した柑橘果実をカモミールとハーブ、チョークを思わせるミネラルが彩っている。フィニッシュは驚くほど長く、心地よい塩味がじわじわと広がる。
ヴァレ・ド・ラ・マルヌにあるマルドゥイユ村のムニエを100%使用。コート・デ・ブランの生産者であるギボラがムニエのワインを造ることに対し、マルヌの生産者から批判を受けた経験から「禁止」を意味するプロヒビションと名付けた。ステンレスタンクをメインに用い、ふくよかさではなくフレッシュさに焦点を置いた溌剌としたチョーキーなムニエ。
東/南東向きの畑。熟した黄色系果実や力強いフローラルなアロマやかすかにトーストしたパンのヒント。豊かで成熟した果実のアタックを楽しめる一方で、生き生きとした酸が味わい全体にフレッシュさを与える。