ラ・モッラの畑からのブドウをメインに使用。樽での熟成を経ないため、赤系果実やスミレの明るく華やかなアロマがクリーンに感じられる。フレッシュでフルーティな果実が口いっぱいに広がるミディアムボディだが、決して単調ではなく複雑味も兼ね備えている。アフターにはきめの細かなタンニンが美しく縁取り、エレガントなフィニッシュへと続いていく。ネッビオーロのピュアな美しさを堪能できるキュヴェ。
マルヌ・ブルー(白亜紀の化石を含む土壌)を含む石灰質土壌。トーンの高い赤いベリー、バラの花びら、オレンジの皮のアロマがあふれている。 オープンでしなやか、柔らかなタンニンとフレッシュでみずみずしい果実味をもつ。
シトラスとグリーングラスのフレッシュなノート、花やミネラルのヒントもある。味わいはとてもクリーミーで柔らかい酸を楽しめる。レモンシャーベットとミネラルを感じる余韻の長いフィニッシュ。
バルトゥイエとカカベロスの2区画のブレンド。オレンジ、黄桃にハニーサックルのアロマ。厚みのある熟した柑橘果実をカモミールとハーブ、チョークを思わせるミネラルが彩っている。フィニッシュは驚くほど長く、心地よい塩味がじわじわと広がる。
海抜450~800m。ビエルソ内の9つの村、45区画をブレンドしており、ビエルソというエリアを高い精度で表現した1本。樹齢120年の古樹が使用されるので毎年収量は20hl/ha程度と驚くほど低くなる。ワイルドベリー主体にバラやスミレ、リコリスやトーストが交じり合った奥深いアロマ。口当たりは滑らかでジューシー、余韻も非常に長い。スタンダードながら素晴らしいバランスを見せている。
東/南東向きの畑。熟した黄色系果実や力強いフローラルなアロマやかすかにトーストしたパンのヒント。豊かで成熟した果実のアタックを楽しめる一方で、生き生きとした酸が味わい全体にフレッシュさを与える。
南側斜面のコントラーダ、マイオルカの中で標高900~950mにもなる「モンタルト」と呼ばれている区画からのブドウを使用。火山灰が豊富で柔らかな土壌で、日当たりと風通しの良いこの畑から生まれるワインは官能的な柔らかさとスパイシーで温かみのあるアロマが特徴で、高い次元でのバランスを備えている。
すみれやキイチゴ、ラズベリーの鼻孔をくすぐる華やかでチャーミングな香りが特徴的なワイン。
熟したリンゴや白桃に、酵母由来のふくよかさとスレート由来のミネラルが折り重なった華やかでエレガントなブーケ。果実の甘さと切れの良い酸、細やかな泡が三位一体となっており、余韻は非常に長い。ガストロノミックな辛口リースリングゼクト。
輝きのある濃い色調。黄色い果実や花が少し焼けたようなノート。 フルーツのアロマがフレッシュでバランス良く、余韻には少しミネラルも感じる。