
オーバーロイベン村にあるクロスターサッツはヴァッハウで最も古い歴史を持つ畑の1つ。標高200m、南向きで、水はけのよい砂と砂利が主体の土壌。フレッシュなレモンやグレープフルーツに熟したリンゴのピュアなアロマ。生き生きとした果実味を塩味を伴ったミネラルが支えており、力強いフィニッシュへと続いていく。

CahorsのMalbecにとって最良の樹齢である30年の樹のブドウを使用。非常に濃い、ほとんど黒に近い色調。バニラ、力強い熟したブラックフルーツのアロマ、そしてスミレのヒント。印象的なタンニンは口に含んだ瞬間からソフトでエレガント。黒い果実とスパイシーなアロマが引き立ち、果てしない余韻へと導く官能的なワイン。

チヴィテッラ・ダリアーノにある標高140m、東向きの畑のグレケットを使用。熟した柑橘のたっぷりとしたアロマに、トロピカルさを感じさせるパイナップルのニュアンス。爽やかでありながら、温かみを感じさせる果実のボリュームがしっかりと感じられるが、飲み口は非常にドライ。ふっくらとした果実はふんわりと広がり、心地よい苦みがアフターへと続いていく。