世界各地のトップワイナリーで経験を積み2019年にオーナーとなった当主アントワーヌによるアプローチは ナチュラルで洗練されており、「絶対に注目すべきプイィ・フュメ」と評価誌に絶賛されている。
世界各地のトップワイナリーで経験を積み2019年にオーナーとなった当主アントワーヌによるアプローチは ナチュラルで洗練されており、「絶対に注目すべきプイィ・フュメ」と評価誌に絶賛されている。
サンセールと並びロワールにおけるソーヴィニヨン・ブランの2大産地のひとつとして知られるプイィ・フュメ。サンセールと違いプイィ・フュメは白ワインの生産のみが認められ、そのほとんどがソーヴィニヨン・ブランで占められている。その中でも優良生産者が集まるサンタンドラン村に本拠を置くドメーヌ・デュ・ブーショは、2019年より才能溢れるアントワンヌ・グフィエが当主となり、頭角を現している新進気鋭のドメーヌだ。当主アントワンヌ・グフィエの華麗な経歴は以下の通りだ。フランス(ボーヌ、モンペリエ、ボルドー)でワイン造りを本格的に学び、アメリカでインポーターとして活躍。その後ワインメーカーとして、ミシェル・ローランが自ら投資して作る数少ないワイナリーであるアルゼンチンの「クロス・デ・ロス・シエテ」に参画した後、南アフリカでソーヴィニヨン・ブランのトップ・ワイナリーのひとつであるサヴェージ・ワインズの醸造担当を務めた。満を持して2017年にブーショに加わったが、当時のオーナーがワイナリーをさらに高められるエネルギーがある人物にドメーヌを譲りたいと考え白羽の矢が立ち、2019年にオーナーとなった。
ブーショは2004年にプイィ・フュメのアペラシオンで最初にオーガニックを取り入れたワイナリーで、2009年にオーガニック認証を受けている。2015年からはビオディナミ農法を採用し、2020年ヴィンテージでデメターの認定を受けたと同時にビオディヴァンの認証も取得した。「私達の仕事は可能な限り最高のブドウを作ることだ」とアントワンヌが語るように、ブドウ栽培のシーズン中は樹の細部にまで注意を注ぐために多くの時間を畑で過ごしており、常に前衛的な方法を模索しながらビオディナミの実践に取り組んでいる。所有畑は10haで、平均樹齢は40年を超える。常勤のチームは5名となるが、この規模のドメーヌにしては人数が多く入念な畑仕事を行うことができるので、素晴らしいブドウを得ることができる。ブドウを日焼けから守るために、夏期剪定は意図的にほとんど行わない。 醸造においてもナチュラルなアプローチを採用し、化学製品を使用せずに、熟成の途中と瓶詰めの段階での亜硫酸添加も少量に抑えている。発酵にはステンレスタンクや木製タンクに加え、卵型コンクリートタンクなど様々な素材を採用し、サイズも細やかに幅広く使い分けている。
才能溢れるアントワンヌは、評価誌からも非常に注目されている。2022年にはフランスの評価誌La Revue du Vin de Franceでグランプリとなり、“Discavery of the year”を受賞。既にフランス3つ星含む星付きレストランへの採用は多数でフランス国内では争奪戦の様相を呈しており、今後是非知っておくべきプイィ・フュメの筆頭格である。
商品コード:11497E
レモンジュースとレモンの皮、ストーニーなミネラルのバランスが心地よく、軽やかなハーブのノートが別の表情も加えている。ミディアムからフルボディの味わいには、素晴らしくバランスの取れたフルーツ、ミネラル、酸があり、余韻の長い上品なフィニッシュ。
商品コード:11495E
シトラスとグリーングラスのフレッシュなノート、花やミネラルのヒントもある。味わいはとてもクリーミーで柔らかい酸を楽しめる。レモンシャーベットとミネラルを感じる余韻の長いフィニッシュ。
商品コード:11496E
熟したシトラスとグーズベリーの果実が豊かで、フレッシュハーブや乾燥ハーブのブーケもあり、シルキーなミネラルとブドウの果皮のタッチが長く余韻に残る。エレガントで洗練されたスタイル。
商品コード:11498E
赤い桃とスパイシーなフレーヴァーの凝縮した味わいは、生き生きとしている。オレンジワインらしく、ストラクチャーがしっかりしていてわずかにタニック。若くから楽しめる魅力にあふれる。