
急斜面の中腹に位置する区画のブドウから造られる。よく熟したブラックベリーやブラックチェリーなどの黒果実にスパイスのヒントがある表情豊かで力強いノーズ。洗練されバランスのとれた味わいは、豊かで肉付きが良く、テロワールの特徴である心地よいフレッシュさも感じられる。

樹齢50年 標高230m 南北向きの畑。熟したレッドベリー、プラム、ブラックラズベリー等のフルーツソース。ミドルウェイトのフレーヴァ―は活気を兼ね備えており、素晴らしくバランスの取れたフィナーレに繋がっている。

シャトー・シャロンに隣接する2区画のブレンド。畑の標高は280m、樹齢は平均30年。ウイヤージュせずに産膜酵母下で熟成させる伝統的なスタイル。熟したリンゴとスパイス、アーモンドやクルミのナッティーなアロマ。ふくよかさと果実のフレッシュ感のバランスが良く、チャーミングでひと口目から楽しめる口当たりのよさは、次第にサヴァニャンの持つ力強さと余韻の長さへと姿を変えていく。

パルティシオンはフランス語で”楽譜”を意味し、ドメーヌ最上の7区画から最も熟成ポテンシャルのある各1樽ずつを選び抜きブレンドしたトップキュヴェ。蜜リンゴやシトラス、白い花、ジンジャーブレッドのアロマ。アタックは力強く、中盤にはミネラルとほろ苦さを感じさせ、余韻は非常に長い。まるで7つの音符が最も調和の取れた楽譜を求めるかのように、それぞれの個性が1つになって素晴らしい味わいを奏でている。

グランクリュの谷の右側に位置するシャブリ・プルミエ・クリュ・モンテ・ド・トネールは、間違いなくプルミエ・クリュの中で最も完成度が高い。ミネラル感、花のタッチ、豊かさが凝縮され、偉大なヴァン・ド・ギャルド(長期熟成ワイン)に仕上がっている。アプリコットの香りに、バターとリコリス、ホワイトペッパーのタッチが加わる。素晴らしいミネラル感を持ち、力強く構造的なフィニッシュ。

イ・ポッジは、標高550〜570mに位置する南西向きの単一畑。チェリーやラズベリーの豊かな果実味に、ジュニパー、ワイルドタイム、セージの香りが美しく調和する。繊細で丸みのあるタンニンがベルベットのような質感を生み出し、深みのある長い余韻へと導く。