
モーゼルにおいて古くから「最上の区画」と名を馳せていた銘醸区画。樹齢約70年。レッドスレート主体の土壌はワインにハーブやスパイスのノートを与える。グレープフルーツやライムのクリアーなアロマに赤果実のヒント。凝縮感のある柑橘果実に石を思わせるミネラルが染み入り、素晴らしい深みを感じさせる。

0.65haの畑。平均樹齢は65年。軽やかでエレガントなアロマには、赤スグリと黒スグリ、プラム、スパイス、バイオレットのニュアンスを感じる。非常にエネルギッシュなミディアムボディーのフレーバーを持つ。レースのように折り重なる上品なフィニッシュの中に、繊細なミネラルの素晴らしい描写を伺わせる。フィネスのヴォルネイと呼べる逸品。

アハライテンの上部、シュトッククルトワに近い区画。グナイス(片麻岩)主体の土壌。自身の名を冠す特別な畑で100以上の異なるクローンを持つグリューナーが植えられている。火打石やレモン、砕いた岩のミネラルが混ざる非常に奥深いアロマ。凝縮した力強い果実が広がり、わずかにクリーミーなテクスチャーがあるが極めてエレガントな仕上がり。張りのある塩味を伴った長い余韻は、熟成によるさらなる進化を期待させる。

カイザーシュトゥール最高の畑と名高いシュロスベルクは凝縮感とストラクチャーを兼ね備えたワインを生む。良く熟したチェリーにナッツ、クローヴ、ホワイトペッパーのアロマ。凝縮した果実味にスモーキーなニュアンスが絶妙に溶け込み、伸びやかなミネラルが口いっぱいに広がる。塩味を伴ったフィニッシュは非常に長く複雑で、フィネスとエレガンスを存分に堪能できる。長熟のポテンシャルを秘めた偉大なワイン。

標高300-320m、樹齢約15-35年の畑。熟成はステンレスタンクのみのためサヴァニャンのピュアな個性が楽しめる。白い花、柑橘類、白系果実が見事に表現されたフレッシュなアロマ。空気に触れると、心地よい酸味が存在感とともに現れてくる。味わいに華を添えるのはレモンピールを思わせるほろ苦さとミネラル。生き生きとした上品なフィニッシュがありサヴァニャンの魅力が余すところなく詰まっている。