

オジェの1989年に植樹された単一畑「カフェルラン」のシャルドネから造られる。この畑は東向きで表土が浅く、わずか25cmで白亜質(チョーク)に達する特異なテロワール。オレンジピール、青リンゴ、小麦のトースト、マルメロを思わせるアロマが印象的。味わいはミディアムからフルボディで、豊かな陽光を感じさせる表情。一方で、生き生きとした酸と優れたミネラル感が全体を引き締め、旨味に富んだ長い余韻へと続く。

メルフィにある様々な土壌タイプの畑からのワインをブレンドすることでメルフィのエッセンスを昇華させ、シャルトーニュ・タイエが根差す地を総合的に表現したシャンパーニュ。リンゴの蜜のふくよかさとさわやかさを思わせるエレガントな香りが心地よい。旨みとして感じる細やかなミネラル感と果実のジューシーさに富むアタック。ハチミツやバターのふっくらとしたボリュームに加え、長期熟成の複雑さ、そしてアフターのフレッシュさが全体のまとまりを良くしている。高く広く華やかに感じられるのは、砂を多く含むメルフィのテロワールならでは。キュヴェ名はメルフィの守護聖人サンタンヌに因む。

初ヴィンテージ2011年。ドメニコ・クレリコの集大成として生まれたノーマル・バローロ。クリュ・ジネストラ主体にクリュ・モスコーニをブレンド。クオリティを高めるべく、これまで以上にクリュ・バローロの選果を厳しくしたため、このワインにはかつてのクリュ相当のブドウが使われている。チェリーやプラムなどのジューシーな果実、タバコ、革、スパイスの香り。厳格なタンニンを備えた堅固なストラクチャー。フィニッシュは長く力強い。クレリコが根差すモンフォルテを総合的に体現したバローロ。

わずか0.21 haの東向きの2区画。樹齢は平均55年。大変魅力的なアロマでレッドカラント、イチジク、スミレ、ミネラルにかすかなスパイスのヒントを感じる。驚くほどシルキーな口当たりを持ち、ジューシーな赤系果実のピュアな甘みから、次第にブラックチェリーやリコリス、強固なタンニンといった要素が現れてくる。引き締まったフィニッシュへ向かう中で塩気のあるミネラルが心地よく広がる。

シャルモット、シュイエ、マラディエールの3つの区画のブレンド。平均樹齢50~80年の古木から生み出される凝縮感のあるワイン。

チェリーやプラムのリッチな香りの中には、シナモンやリコリスなどの甘いスパイスのニュアンスも。赤や黒の果実に溢れ、タンニン・酸のバランスが良い。マルケらしい力強さを備えたワインで、過去にスローフード協会からベスト・デイリーワインとして表彰されるなど、専門誌からの評価も毎年高い。名前の由来はピチェーノ地方の文明のシンボルでもあるキツツキ。