独奏曲を意するソリストは、特定の区画x単一品種によるピエリーのテロワールの表現。ガイエールは西向きの畑で緩やかな丘の中部に位置し、1974年植樹のピノ・ノワールが植わる。良く熟した赤いリンゴの明るいブーケが印象的。口に含むとトーンが高く清涼感があるが、同時に力強さもしっかりと感じられる。
ベルガモットやアカシア、フジの花、セージといった華やかで多層的なアロマ。品種由来の香り高さと、標高の高さに由来するクリーンでエレガントなニュアンスを存分に楽しめる。
グレフューとベッサールの2つのリュー・ディーから造られたエルミタージュ。赤系、黒系果実、スパイシーなハーブ、レザーに、ホワイトペッパーのヒントが溶け込んだアロマ。ポプリやスモークのニュアンスが、凝縮感がありエネルギッシュな口当たりを引き立てている。表現力豊かで魅力的なワイン。
明るく純粋なライム色。香りは新鮮で、中程度の密度。口に含むとフルーツの甘さとエレガンスが感じられ、いつものように新鮮な白い果実の味わいが広がる。長い余韻があり、ほのかにハニーサックルのニュアンスが感じられる。