メニルとピュイジュー、2つのグラン・クリュが融合。メニルのリュー・ディ「マロ」と、ピュイジューのリュー・ディ「ローズ・エ・ジュテ」、それぞれの個性が調和し、唯一無二の卓越したシャンパーニュを生み出す。オーロールとジャン・バティストの絆になぞらえた、ドメーヌの最高傑作。
樹齢は35年。ムルソーの丘の上部Les Tilletsと、粘土が増えるEn la Barreの区画をメインに使用しているため、粘土質の土壌がこのワインに骨格を与えている。口に含むと白い果実にトーストやブリオッシュのニュアンスが感じられ、丸みのある質感でありながらもフレッシュな酸が全体を引き締める。余韻には、美しく伸びやかなミネラル感が続く。
国道74号線を挟んで斜面と反対側に広がるヴォーヌロマネの3区画のブレンド。わずか0.8hに植わる樹齢30年のブドウを使用。赤系果実に軽いスパイスの混ざった黒系果実のアロマが広がる。口に含むと上質な果実味と柔らかいタンニンがうまく一体化してミディアムボディーを作り、実にエレガントなフィニッシュへと向かっていく。ACブルゴーニュの中で最高のワインのひとつ。
テルロとソット・カステッロ・ディ・ノヴェッロの2つのクリュのブレンド。甘みを感じさせるほど熟したフルーツはとてもまろやかな口あたりですぐ飲んでもその美味しさを充分に味わえる。やわらかく、オークの香りと完熟ブドウが織り成す複雑な風味をもつ素晴らしいワイン。