
クリュ・ファセット内の南向き、標高245m、1995年植樹のブドウを使用。
輝きのあるほのかにオレンジがかった色調。バラの花束、赤果実と黒果実のアロマは非常に凝縮していながらトーンの高い印象に加え、木の実や土のニュアンス。焦点が定まったアタックに、緻密なタンニン、しっかりとしたストラクチャが感じられる。スパイスやミネラルを要素が重なり、非常に持続性のあるフィニッシュ。

NantouxのEn Chaumontに所在する2haの区画。ナントゥの採石場跡地から区画へと続く石だらけの道に由来。フリンティなミネラル感と高い酸が印象的なワイン。

サン・シール・アン・ブールの南西と東向きの畑に、1980年に植樹されたカベルネ・フランから造られる。現当主の父、イブ・ランベールにちなんで名付けられたワイン。赤系果実、ドライハーブ、スミレの繊細なアロマが広がり、口に含むと柔らかなテクスチャーで飲み心地の良く、親しみやすさと芯の強さを兼ね備えている。

フローラルなアロマに加えて、フレッシュなアーモンドのニュアンスが漂う。香りにはほのかにブリオッシュの要素が感じられ、口に含むと、ムルソーらしい力強さがあり、フィニッシュは非常に生き生きと伸びていく。

赤い果実と赤い花の華やかなアロマが印象的。豊かな果実の甘みとスパイスがアクセントとなり、タンニンは緻密。ミネラルと酸が引き締めるエレガントなフィニッシュが心地よい。

2018年に新たに所有した区画、クロ・ドゥヴァン・ル・ジュから造られる。ブルーとグレーのシスト由来の豊かなミネラル感が、ワインに美しい張りと奥行きをもたらす。レモンの皮のような爽やかなニュアンスに、熟した梨のふくらみ、蜜蝋を思わせる穏やかな香りが重なり、全体は上品で洗練された印象。静かな力強さと長期熟成への高いポテンシャルを感じさせる。

ヴォーヌロマネ西側に位置するコンコール村。リシュブールやクロ・パラントゥから300mしか離れていないわずか0.73haの区画。樹齢20年。ラズベリー、プラム、ブラックチェリー、スミレに加えて皮革のヒントもあるアロマ。甘くてスムーズな口あたりで、わずかに感じるハーブのニュアンスと肉付きの良さが見事に調和している。フィニッシュに感じるタンニンは柔らかく官能的。