ほんのりエキゾチックで穏やかにスモーキーな香りが特徴。白桃、パッションフルーツ、アニス、柑橘の花のピュアなアロマが調和し、フレッシュで印象的な香りを持つ。味わいは中程度のボディでありながら、ドライエキスが豊富で、苦味のあるレモンを感じさせるフィニッシュが際立つ。優れた深みと持続性を備えたワイン。
ヴージョ側の粘土が多く含まれる区画。深いブラックベリーの果実味に加え、イバラ、土、ミントのニュアンスが感じられる。テクスチャーはしっかりとしていて、密度があり、タンニンが豊富。
モルジョの上部2区画から作られている。このモルジョは新樽を使わずに2年間樽で熟成されている。より濃い黄色をしており、開放的な香りがあり、果実味が豊かで全体にわたってバランスが良く、長く均一なフィニッシュが続く。
ソリスト=独奏曲の意。ピエリーのシャルミエという区画に1964~1971年に植樹されたムニエを使用。ベリーのアロマ主体にゼラニウムや蜂蜜を感じさせるアロマ。充実したボディがありながら清涼感を感じさせる軽やかなフィニッシュ。
Puligny Montrachetの北部に位置し、ムルソーの隣、Combettesの南に位置する。土壌は非常に岩が多く、畑は日照に恵まれている。美しい明るい黄金色。ハチミツ、スイカズラ、アーモンドといったピュリニー・モンラッシェの複雑なアロマを余すところなく表現している。熟成が進むにつれて、これらの香りは芳醇でシルキーなトースト香に進化し、木のニュアンスと混じり合う。口中は豊満で、それでいて非常にフレッシュ。余韻には白い花のタッチが残る。
丘に囲まれた立地で風が遮られ、日照量は多いエリア。外観はレモングリーン。香りにはトーストしたブリオッシュの香りとオレンジ、レモンのアロマが感じられ非常に魅力的。味わいにはバターのような複雑な風味があり、洗練されたベルベットのような口当たり。力強く持続性が高いワイン。
ヴィンテージごとの気象条件と、それに伴うブドウの成熟具合を見極め、対象区画となる コニェ、フォンジャン、シャンポンの中から最も超熟に適した1区画を選択し造られる。年ごとに区画の選択肢は変わり、4年という長い年月を経てリリースされる。ブランデー漬けのブラックチェリーやドライスパイスの複雑なアロマ。凝縮感のあるリッチな味わいで、口当たりは絹のように滑らか。余韻は非常に長い。