
東向き、海抜250~270mのわずか0.61haの畑。芳しいラズベリーやクランベリーのピュアな風味が感じられる。

0.47haの畑。平均樹齢は50年。抑制が効いていながらも、スパイシーさがあり、レッドとダークチェリー、プラム、バイオレット、ラベンダー、かすかに土っぽさがある複雑なアロマ。輪郭のはっきりとした、つやのあるミディアムボディのフレーバーに豊富なミネラルが溶け込み、驚くほど長いバランスの取れたフィニッシュにつながる。

完熟チェリーやプラム、野生のベリー系果実に、エスプレッソやスモーク、甘いオークのニュアンスが複雑さを与える密度の高い香り。肉厚でパワーに満ちた味わいは非常に滑らか。ハイジ・バレットのスタイルである豊満な果実が、アトラス・ピークの特徴である堅固なタンニン、涼やかな酸、スパイシーなミネラル感により輝きを増す。『頂上へ』という意味のキュヴェ名にふさわしい、『ナパのワインの女神』が手掛ける山系カベルネの頂点。

サン・ズアンは、本拠地のサン・ジョヴァンニ・アル・ナティゾーネのフリウリ語名。フリウリのワインたるフリウラーノに彼女たちが根差す土地の名前が与えられた。その名の通りこの村にある最高樹齢約60年の南西向きの畑から造られる。土壌はポンカと粘土。アタックは滑らかで甘く、黄色い果実をナッティなニュアンスが彩る。クリーミーな余韻にはほろ苦さも感じられる。

ピュリニー・モンラッシェに位置する区画の中で、特に古木から選ばれたブドウが使用されるキュヴェ。樹齢は50年以上。より濃密で果実味が際立ち、口の中での広がりが大きく、長い余韻が特徴。