
シュヴァリエ・モンラッシェに隣接する0.18haの区画。完熟した桃やリンゴに石っぽいミネラルが溶け込むアロマ。フレッシュでクリスピーな酸がしっかりとした果実のボリューム感を支え、そこに塩味を備えたミネラルが混ざることで驚くほど長い余韻につながっていく。

シャサーニュの北東部、ピュリニーの真隣にあるごくわずかな0.06haの畑に植わるブドウは樹齢60年。完熟したフレッシュな洋ナシ、リンゴ、シトラスに樹脂やフローラルのニュアンスが溶け込む魅力的なアロマ。ミディアム-フルボディで凝縮感のあるパワフルなフレーバーが口の中を覆う。複雑さの中に塩味もあり、活気に富んだフィニッシュで特にそれを感じる。村名クラスとしては驚くべき品質の高さのワインで、熟成によって更なる進化が期待できる。

初ヴィンテージの2000と2001と立て続けにトレビッキエリを獲得し、一躍脚光を浴びた最上級キュヴェ。ブラックチェリーやブラックベリー、チョコレート、黒いスパイスに加え、ほのかな樽のニュアンスを感じる複雑で重厚な香り。活気あふれる肉厚な完熟果実がどっしりと構えるタンニンに支えられたフルボディで、スケールの大きさに圧倒される。モンテプルチアーノの可能性を最大限に引き出したこの芸術品は、世界中で引く手数多である。

ル・メニル・シュール・オジェのブドウのみで造られる。グレープフルーツの皮や蜂蜜、ローストしたアーモンドにミモザのヒント。直線的で鋭い酸が口中に広がり、チョーキーで塩気を感じさせるミネラルがフィニッシュまで長く続く。シャープで緊張感があり、緻密な泡が生み出すテクスチャーは繊細でなめらか。メニルの個性を存分に表現した、まさにメニルを愛する人のためのキュヴェ。

ラズベリー、砂糖漬けの果皮にウッドスモークや林床が混ざる表情豊かなアロマ。
ミディアム-フルボディーのたっぷりとした包容力のある味わいで、厚みのあるテクスチャーが楽しめる。肩幅が広く肉付きの良い果実味があり、噛みごたえのあるタンニンが若々しいフィニッシュで強く主張している。瓶熟することでさらなる気品が生み出出されるだろう。

樹齢50年の古樹の区画から造られる。色の濃いベリー系果実やスパイス、シナモンに彩られた味わいは緻密かつ繊細。重量感を感じさせないしなやかさが素晴らしい。