これまでのブドウ栽培を再考した意欲的キュヴェであり、2020年より単独詰めでのリリースがスタートした辛口の上級キュヴェ。40,000 株/haという高い密植率で栽培された凝縮感の高いブドウから作られるパワフルなワイン。樽発酵、新樽 100%熟成の濃密で複雑な味わい。
ヴォリューム感のある赤系果実を中心に、コリアンダーや白コショウなど白系スパイスも感じさせる非常に複雑な味わい。
涼感のある非常に魅力的な赤いベリー、花の香り、スパイス、土の香りが、渾然一体となり混ざり合う複雑なノート。口に含むとアタックから集中力のある果実がしっかりと感じられる。滑らかで洗練された口当たりを持ちながら、石のように鮮烈なミネラルをともない長いフィニッシュを迎える。
樹齢65年の区画。モレロチェリーとブラックカラントのエレガントなブーケが特徴的。口当たりはしなやかで肉付きがよく、年月とともに下草やスパイスのニュアンスに進化していく。
シャンパーニュ最上のピノ・ノワールの産地であるアイ村の畑からのブドウを使用。南向きの区画で樹齢約30年。レッドチェリーやレッドカラントを思わせるチャーミングな果実に、スミレやスパイスのアクセント。しなやかなテクスチャーを持つミディアムボディで、ミネラル感豊かなフィニッシュで締めくくられる。
バルトゥイエ最高の畑の1つと名高いビトリアナのメンシアを使用。樹齢約130年。熟した赤系果実の力強いアロマには下草やリコリスのヒントが感じられる。フレッシュな果実と滑らかなタンニンが一体となり、長い余韻へと繋がっていく。
北側斜面の標高700~850mに広がるコントラーダ、サント・スピリトのブドウを使用。火山灰の豊富な深さのある土壌で、出来上がるワインは肉付きが良く官能的で、豊かで包み込むようなスタイルに仕上がる。ただ同時にピュアであり、洗練された優しさも持ち合わせている。
クリュ・ドリジンは単一区画シリーズのコンセプトとは異なり、その村毎の特徴を表現することを目的としたシリーズ。標高50~60mの北向きの畑で樹齢約50年。ノン・ドセではあるが、充実した果実味とアフターを彩る塩味が心地よい1本。
スパイシーでフルーティなこのワインは、複雑なスモーキーさとトーストの香りを兼ね揃えている。濃密でしっかりとした構造を持ち、ボリュームあるまろやかな風味が特徴。
プラム、ダークラズベリー、スミレのエレガントなアロマに、スパイスや木のニュアンスがしっかりと感じられる。丸みのあるミディアムウェイトのフレーバーには、熟した果実由来の甘みがある。エネルギッシュで持続性のあるフィニッシュ。