平均樹齢は50年、スレートのタイプは灰色、暗い赤色で鉄分と珪岩を含む砂からなる。紅茶、ミントとタイム、オレンジとタンジェリンの皮、熟した桃やパイナップルを呼び起こし、口に含むと、鉄分豊かなスレートからくるピリッとした力強いスパイシーさがある。しかし、口に含むと驚くほどピュアで洗練されており、ジューシーな果実味と高いトーンのハーブエッセンスを感じる。フィニッシュはとても長く、塩味、グリップ、張りに満ち溢れている。モーゼルのモンラッシェと呼ぶにふさわしいワイン。
洋ナシや柑橘類の爽やかな果実に白い花、ハーブ、スパイスのヒント。フレッシュなアタックに美しい酸と繊細なミネラルが続く。アフターには心地よい苦みが感じられ、ドライなフィニッシュへと誘う。フレッシュかつ爽やかな果実と端正に表現された緻密さをぐっと身近に楽しめる1本。(※ラベルは2種類あり、ランダムに発送されます。)
畑は海抜70m、サン・ジョヴァンニ・アル・ナティゾーネの南東-南西向きの斜面にあり、樹齢は20~60年。土壌は泥灰土。ブラックベリー、ブルーベリー、ラズベリーといったベリー系の香りにスパイスのヒント。完熟した豊かな果実実とリコリスが口いっぱいに広がり、フィニッシュは適度な酸が綺麗に引き締める。
長きに渡ってピュンダリッヒ村マリーエンブルクの最高の場所として保護されてきた小区画。グレースレート主体の土壌で、樹齢70-80年のブドウが植わっている。熟したアプリコット、ナッツオイルにミントのアロマ。砂糖漬けにした黄色系果実や甘い香辛料にフレッシュなライムの生き生きとした酸が絶妙に溶け込んでいる。ジューシーだがスリムでもあるメリハリのきいたリースリングで、非常に長くクリアなフィニッシュが楽しめる。
バル・ド・サルネスの海沿いに広がる畑のブドウ、樹齢は20~60年。花崗岩土壌。白い花と共にローリエやミントのようなハーブのニュアンス、リンゴやグレープフルーツなどのアロマ。芳香性豊かなミディアムボディーで、塩気とともにフレッシュ感が口の中を包み込む。クリーミーなテクスチャーでトロピカルフルーツの甘みと柑橘系のフルーティーさが力強く、バランスのとれた味わい。
サンジョヴェーゼを白ワイン製法で作るロザート。その贅沢な造りの為、年によっては生産されることのない希少なワイン。フレッシュな赤系ベリーのアロマ。エレガントな酸と柔らかい果実味が口いっぱいに広がり、旨味を伴った心地よいフィニッシュが楽しめる。
クアートとシャンバーヴにある区画。標高500m、南東向きの畑で非常に砂質が強く、やや石灰が混ざる土壌。白い花やマンダリンオレンジ、桃といった典型的なミュスカのアロマだが、非常にデリケートでミントやセージのニュアンスがある。非常にふくよかでリッチな口当たりに、素晴らしいミネラル感の混ざるフレーバー。心地よいフレッシュな酸がバランスのとれた余韻につながっていく。