
シマ・コルゴのブドウから造られるワイン。カシスリキュールやブルーベリージャムを思わせる濃厚な果実のアロマがたっぷりと広がる。フレッシュで心地よい酸味が、熟した果実味の凝縮感を見事に引き立てている。

レッドチェリーやブラックチェリーのアロマに、黒コショウのヒント。口に入れた瞬間から果実の甘みが存分に感じられ、タンニンは非常に柔らかい。スパイシーさは控えめで、ジューシーなスタイルを楽しむワイン。

単一区画”Bruy?res”から生産されるワイン。良年のみ単一区画で生産される。香りにはバラ、フレッシュなクランベリー、スパイシーなニュアンスが印象的。美しく活き活きとした軽やかな味わい。

グラン・クリュ、ピュイジュー内のリュー・ディ「レ・プティット・ヴィーニュ」に植わるピノ・ノワールを使用。1968~1969年にマサル・セレクションで植樹された区画。赤系果実やオレンジに甘いスパイスが溶け込んだ魅力的なアロマ。フルボディで肉厚、塩味とほのかな苦みがワイン全体を引き締めている。

ファセット、カ・グロッサ、セッラグリッリ、ロンキのブドウのブレンドから作られており、樹齢の平均は25年。鮮やかなルビーレッドの色調。バラやゼラニウム、カシスの華やかなアロマが立ち上る。木や土のヒントが複雑性を演出している。しっとりとしたテクスチャーで密度のつまった果実味がアタックからしっかりと感じられる。中盤以降もミネラル、酸味、旨味を伴い、長い余韻が持続していく。エレガントなバルバレスコ。