
グラン・クリュ、ピュイジュー内のリュー・ディ「レ・プティット・ヴィーニュ」に植わるピノ・ノワールを使用。1968~1969年にマサル・セレクションで植樹された区画。赤系果実やオレンジに甘いスパイスが溶け込んだ魅力的なアロマ。フルボディで肉厚、塩味とほのかな苦みがワイン全体を引き締めている。

ブレゼの北西向きの畑に、2007年に植樹されたシュナン・ブランから造られる。リンゴ、カリン、キンモクセイ、杉のような香り高いアロマ。高い酸とボリューミーな果実味がポテンシャルを感じさせる。ツヤのあるテクスチャーと樽の風味が魅力的なワイン。

ガロファナータはマルケ州原産の白ブドウ品種で、現在では手掛ける生産者も少ない希少品種。熟した白桃や洋梨、レモンピールに、白いサンザシの花やカモミールを思わせるフローラルでフレッシュなアロマ。口に含むと、力強いアタックと、際立つフレッシュさが印象的。心地よい塩味を帯びた、長くエレガントな余韻が続く。


ムルソー寄りに位置する区画のブドウを使用。オレンジピールやドライアプリコット、蜂蜜などのアロマ。シトラスやグレープフルーツを思わせるフレッシュな果実味に溌溂とした清涼感のある酸、雑味のないクリアなミネラルがきれいに溶け込んでいる。