ブレゼの北西向きの畑に、2007年に植樹されたシュナン・ブランから造られる。リンゴ、カリン、キンモクセイ、杉のような香り高いアロマ。高い酸とボリューミーな果実味がポテンシャルを感じさせる。ツヤのあるテクスチャーと樽の風味が魅力的なワイン。
国道74号線を挟んで斜面と反対側に広がるヴォーヌロマネの3区画のブレンド。わずか0.8hに植わる樹齢30年のブドウを使用。赤系果実に軽いスパイスの混ざった黒系果実のアロマが広がる。口に含むと上質な果実味と柔らかいタンニンがうまく一体化してミディアムボディーを作り、実にエレガントなフィニッシュへと向かっていく。ACブルゴーニュの中で最高のワインのひとつ。
ムルソー寄りに位置する区画のブドウを使用。オレンジピールやドライアプリコット、蜂蜜などのアロマ。シトラスやグレープフルーツを思わせるフレッシュな果実味に溌溂とした清涼感のある酸、雑味のないクリアなミネラルがきれいに溶け込んでいる。
樹齢約60年。砂質土壌のロエロの銘醸畑、ヴァルマッジョーレのブドウを使用しているため、ランゲと比べてソフトな味わいが楽しめる。スパイスのヒントを備えた野生のベリーのアロマティックな香り。柔らかさが心地よいネッビオーロ。