標高170mのモアスカにある1.2haの東向きの畑のブドウを使用。チェリーやフランボワーズなどの赤い果実のアロマに、非常に複雑なスパイスのニュアンス。美しくしなやかなテクスチャーでありながらしっかりとしたタンニンも感じることができる。雑味の無い、魅力的で記憶に残るような余韻が続く。
白い柑橘果実が中心で、涼やかでフレッシュなアロマ。柑橘類のフレッシュな酸と、ほのかな苦みが心地よい。はっきりとしたミネラル感があり、緊張感のあるドライな味わい。
赤い桃とスパイシーなフレーヴァーの凝縮した味わいは、生き生きとしている。オレンジワインらしく、ストラクチャーがしっかりしていてわずかにタニック。若くから楽しめる魅力にあふれる。
ムルソー村の南西向きの畑。レモンコンフィチュールの香りと軽いハーブ香。果実のヴォリューム感をジューシーに楽しみつつ、デリケートなミネラルが寄り添っている。
ラ・モッラ村の西端に位置するクリュであり、川に近いため小石、石灰岩に砂岩が混じる土壌で、日当たりは良いが川からの冷たい空気で気温上昇は抑えられる。特徴的な土壌と豊富な日射量、そして冷気の組み合わせにより、非常に華やかかつ表情豊かでありながらタンニンの主張が強い味わいとなる。
レーヌ村の樹齢20年の畑から生産されるワイン。 非常にピュアなグレープフルーツ、ほのかに感じるホワイトペッパーの風味が魅力的。
ワイナリーのフラッグシップとなる単一区画からのワイン。コルジョン村にある海抜710m、北東向き、スレート土壌の畑で樹齢125年の古木が植わる。ブラックチェリーにスミレ、ハーブが溶け込んだアロマ。トーストのニュアンスがワインにアクセントを与えている。きめ細かいタンニンが溶け込んだフレッシュでエレガントなメンシア。
クリアで輝きがあり、美しいゴールドの色調。ノーズにはバターとローストしたヘーゼルナッツのノートがあり、バニラのヒントも感じられる。味わいはふくよかでコクがあり、余韻が長く、果実味主導のシャルドネの素晴らしい特徴をすべて表している。