
モンターニュ・ド・ランスとヴァレ・ド・ラ・マルヌに広がる複数区画のブドウを使用。 熟した洋ナシや白桃の豊かな果実味に、ブリオッシュのアクセント。透明感のある柔らかな輪郭を、生き生きとした酸と細やかなミネラルが支えている。

ブレゼの畑に、古いものは1985年に植樹されたシュナン・ブランから造られる。リンゴを思わせる香りに、ナッツやカモミールのヒント。口に入れるとふくよかな果実味と旨味がたっぷり感じられるスタイル。酸も比較的穏やかで柔らかな口当たりが特徴的なワイン。

4つの畑のブドウを使用。一部のシャルドネはスパークリングワインの糖度レベルで早期に収穫するため、ワイン全体に自然な酸が保たれる。熟した柑橘果実や白桃に、心地よいオークのヒント。熟した果実味がありながら、フレッシュな酸がしっかりとワインを支え、非常にバランスが取れている。長期熟成のポテンシャルを感じさせる。

ムルソー・コミューンのブドウを主に使用し、樹齢は40~80年。レモンの皮、リンゴ、ほのかにハーブを感じるアロマ。口に含むと、適度な厚みがありながら、快活な酸と苦みを伴うミネラル感があり心地良い余韻につながる。


クロ・ヴージョの真下に位置する1.4haの区画。樹齢は平均45年。非常にフローラルで、赤系・黒系果実が混ざり合い、微かにレザーを感じるアロマ。完熟した赤系ベリーの甘みに活き活きとした酸が調和し、ややチョーキーなミネラルを感じるフィニッシュにつながる。ACブルゴーニュの品質をはるかに凌駕する驚きのワイン。