Glarea は砂利の積み重なりという意味で、その名の通り砂利を多く含む土壌。それに加えて非常に特別なミクロクリマを持つ。標高は 220m-280m とこの辺りでは非常に低いが、その低さゆえに夜間に吹く冷気をまとった風がこの畑に流れ込みやすくなっており、昼夜の激しい寒暖差という絶好の条件を生む。緑がかったニュアンスのある麦わら色で、熟したバナナ、アプリコット、パイナップルが満ちた香り。フレッシュでジューシー、ふくよかで、特徴的なミネラルが感じられる。
フュイッセ村の中でもプイィ村に隣接している0.3haの区画。東/南東向き。標高265~300m。1er昇格前は「Vers Pouilly」という名でリリースされていた。柑橘果実の凝縮感のあるノーズにバニラやグリルしたアーモンドのヒント。余韻はとても長く、際立った果実味がはっきりと感じられる。
ライチやローズヒップなどのエキゾチックな魅惑的な香り。リッチで軽やか、そしてビロードのような味わい。引き締まってシャープなフィニッシュ。
美しく輝きあるルビー色。香りは、赤系と黒系の果実、スパイス、バニラの微妙な調和を感じさせる。フレッシュさ、調和と大胆さを併せ持つワイン。
赤いベリー、スパイス、オレンジの皮、バラの花びらの香りで始まり、フレッシュで活き活きとした風味が感じられる。中程度のボディで、しなやかで肉厚なテクスチャーが特徴。口当たりはサテンのように滑らかで、フルーティーな甘さがコアに感じられる。香り高く、口中を潤すようなフィニッシュで、バランスが取れた持続的な味わいを楽しむことができる。
所有しているChambertin Clos de Beze内のChambertinを名乗れる区画。年間1~2樽のみのごく少量生産。
この地の方言で『石』を意味する名の通り、石が多く石灰質のミネラリーな土壌である。代表的な4つの白ブドウを用いており、シャルドネとピノ・ビアンコからはしっとりとした香ばしさが、ソーヴィニヨンとゲヴュルツトラミネールからは華やかさとエレガンスがもたらされる。果実と酸のバランスが素晴らしく、凝縮感ある味わいであるが、重苦しさは微塵もない。余韻はほのかにクリーミー。