松脂やぺトロールなど微かに還元を感じさせるニュアンスに柑橘系の皮の刺激的なアロマ。非常にリッチでジューシーなフレーバーに素晴らしい密度とエネルギーが感じられ、ビターなレモンを思わせるフィニッシュへと続く。
シュマン・ド・ランスはメルフィの畑の東端にある単一畑。古くは修道士達がワインを生産していたシャンパーニュ地方の最も古い区画の1つ。異なった何層もの砂質の土壌で鉄分を多く含む。シトラスピール、燻煙、ローズマリー、ミントにミネラルなどのヒントが鮮明なフレーバーを構成している。張りがあり、クリスタルのような口当たりを持つキュヴェ。
樹齢平均45年。プルミエクリュであるサンティエ、アムルーズに隣接するシャビオとシャンボールの真ん中に位置するシャトロのブレンド。キュヴェ名はリニエ夫妻の息子の名前にちなんでいる。レッドカラントやブラックチェリーのアロマ。ボリュームのあるリッチなフレーバーは口の中で素晴らしい凝縮感を保ち、ミネラルがしっかりと溶け込んだ長い余韻につながる。(全房発酵率100%)
ソルという名は、醸造所の最上のセレクションに与えられる。サン・ジョヴァンニ・アル・ナティゾーネにある東向きの畑を使用。石を思わせるほどのミネラリーなキャラクターに、白桃やピリッと効いたハーブのヒント。張りのある塩味を伴った長い余韻は、熟成による更なる進化を期待させる。
Selida は小さな農場を意味し、トラミンを構成する数々の小区画の畑、そしてその管理をしている栽培家たちに敬意を表して名付けられた。標高 300m-500m の南西向き、急勾配のテラス状の畑から作られる。強い輝きのある黄金色で、バラやユリ、ドライハーブ、ライチやマンゴー、パッションフルーツのような熟したエキゾチックなフルーツの豊かなアロマ。口に含むと、繊細でスパイス感のあるみずみずしさを伴って、リッチなボディを感じる。
非常に豊かで外交的。愛らしく官能的なバラや牡丹のフローラルなアロマが弾けて躍り出る。香りの印象通りのフレーバーが、口の中を巡り、享楽的なフィニッシュを迎える。