北側斜面の標高600~700mにあるコントラーダ、カルデラーラ・ソッターナのブドウを使用。火山灰は少なく、黒々としたこぶし大の軽石が表土のほとんどを覆うほどに存在する特徴的な土壌で、樹齢50~100年の古樹がほとんどを占める。単一畑のラインナップの中で最も多くのアロマやフレーバーを備えていながらバランスが整っており、満足度と軽やかさを両立したエレガンス溢れるワインとなる。
Amour Interditの意味は禁断の愛。罪と思わせてしまうほど素晴らしい味わいであるためこの名前が付けられた。色調はルビーレッド。香りにはバラやカシス、上質なレザーやカカオの風味が広がる。味わいは複雑で、十分な酸を伴う様々な種類のベリーの風味を感じた後、非常に長い余韻に続く。
鮮やかな紫色で、ジューシーな果実味が広がり、干しぶどうになる前の少し乾燥したチェリーのニュアンスが感じられる。口に含むと力強く凝縮された味わいで、レーズンの風味が少し感じられるが、それよりも非常に濃密な黒い果実が主体となっており、良い酸味とほんの少し乾いたタンニンが調和している。
シトラスの香りが漂うフレッシュなアロマ。生き生きとしたアタックと心地よいミネラル感があり、余韻が長く続く。