
チェリーやブルーベリーの熟した果実のアロマに、ドライフラワーやセージのアクセント。円熟でまろやかな味わいにミネラルのニュアンスが加わり、ジューシーな酸が続く。フィニッシュにはきめ細かいタンニンと共にスミレやラベンダーが心地よく残る。

透明感があり、輝きのある力強いルビー色。レッドカラントやブラックカラントなどの小さな果物のノートがノーズに現れている。コクのある味わいでフルボディ、繊細でありながら傑出したストラクチャーがあり、ほのかに木の香が伴っている。全体的にきれいなバランスと素晴らしいアロマの持続性を感じ、長い熟成の可能性を秘めたワイン。

ミュジニー側の砂が多く含まれる区画。
ブラックプラムとカシスの果実の特徴に、土や煙のニュアンスが加わる。テクスチャーはより力強く、熟度と深みが際立つ。

エペルネ内、レ・フリルーという区画に植わるシャルドネとプティ・メリエを使用。2012年植樹。瑞々しい柑橘果実が主体となったアロマ。口に含むと、果実の熟度がありながら、強靭な酸も感じられ、ミネラル感豊かなフィニッシュで締めくくられる。

わずか0.3haの核から生み出されるワインで2022VTが初ヴィンテージ。上品なピンクパープルの色合い。香りはエレガントそのものでありながら、奥に果実の深みを感じさせる。口に含むと、前方から後方まで続く素晴らしい果実の滑らかさが広がる。小さな赤いベリーやかすかなリコリスのニュアンスも感じられる。極めて洗練されておりしっかりとした存在感がある。

Puligny Montrachetの北部に位置し、ムルソーの隣、Combettesの南に位置する。土壌は非常に岩が多く、畑は日照に恵まれている。美しい明るい黄金色。ハチミツ、スイカズラ、アーモンドといったピュリニー・モンラッシェの複雑なアロマを余すところなく表現している。熟成が進むにつれて、これらの香りは芳醇でシルキーなトースト香に進化し、木のニュアンスと混じり合う。口中は豊満で、それでいて非常にフレッシュ。余韻には白い花のタッチが残る。

初ヴィンテージ1978年。モンフォルテのクリュ、ブッシアの歴史的な中心部とされるブッシア・ソプラーナのブドウ樹を使用。1965年植樹。ドメニコが1976年に取得した最初のブドウ畑であり、古樹の収量の少なさから最高のヴィンテージのみで生産されていたキュヴェ。現在はワイナリーの刷新の象徴として、より安定して生産されるようになったが、年産本数1000本以下の非常に稀少なワイン。ダークカラントやプラム、リコリスの複雑なアロマにオレンジやアニスのヒント。テンションと複雑さを兼ね備えた偉大なバローロ。