シャサーニュの北東部、ピュリニーの真隣にあるごくわずかな0.06haの畑に植わるブドウは樹齢60年。完熟したフレッシュな洋ナシ、リンゴ、シトラスに樹脂やフローラルのニュアンスが溶け込む魅力的なアロマ。ミディアム-フルボディで凝縮感のあるパワフルなフレーバーが口の中を覆う。複雑さの中に塩味もあり、活気に富んだフィニッシュで特にそれを感じる。村名クラスとしては驚くべき品質の高さのワインで、熟成によって更なる進化が期待できる。
ル・メニル・シュール・オジェのブドウのみで造られる。グレープフルーツの皮や蜂蜜、ローストしたアーモンドにミモザのヒント。直線的で鋭い酸が口中に広がり、チョーキーで塩気を感じさせるミネラルがフィニッシュまで長く続く。シャープで緊張感があり、緻密な泡が生み出すテクスチャーは繊細でなめらか。メニルの個性を存分に表現した、まさにメニルを愛する人のためのキュヴェ。
高樹齢の古くからある段々畑は保温性に富み、特別なミクロ・クリマの恩恵を受けている。白桃やアプリコット、オレンジなどのジューシーな果実が口いっぱいに広がり、クリスタルのように輝くミネラル感と美しい酸はワイン全体にメリハリを与えている。長く複雑な余韻から魅力あふれるこのワインの高いポテンシャルを図ることができる。
ヴァイセンキルヒェン村の北東に位置する標高270m、南向きの畑。ワイナリーが所有する中でも最も古い1907~1908年植樹のブドウが植わる。グナイス(片麻岩)主体に角閃岩が混じった土壌。熟した白桃、マンゴー、ライムの凝縮感のあるアロマにハーブやワイルドフラワーのヒント。繊細でフレッシュな酸、火打石を思わせるミネラルが美しく調和し、非常に長い余韻は力強くエネルギーに満ち溢れている。
樹齢80年 標高300m 北向きの畑。赤果実と 黒果実 を 共に感じる表現力豊かなアロマ 。 素朴 さと 野性的な ニュアンスも伴い、あふれんばかりの フレッシュさは活気に満ち 、濃厚でパワフルなフレーヴァ―と魅力的なテクスチャー 。 心地よい余韻 でフィニッシュ。