熟したシトラスとグーズベリーの果実が豊かで、フレッシュハーブや乾燥ハーブのブーケもあり、シルキーなミネラルとブドウの果皮のタッチが長く余韻に残る。エレガントで洗練されたスタイル。
ピュリニー・モンラッシェ村の南東向きの畑。柑橘果実にフローラルな香りに蜂蜜がアクセント。果実・酸・細かに溶け込んだミネラルが三位一体となりシルキーな口当たりがしなやかに伸びていく。
ショレイ・レ・ボーヌ村にある深い粘土質の土壌に植えられ、白ワインを生産している。畑は標高220mの平坦な台地にある。淡い金色で緑がかった色合いのこのワインは、表現力豊かな香りを持っている。特に若いうちは白い花やレモングラスのアロマが感じられる。時が経つにつれて、まろやかな口当たりと熟した果実やヘーゼルナッツのノートが現れてくる。
色調は若干濃いめのレモンイエロー。白い花、ハニーサックル、柑橘が芳醇に香る。良く熟した柑橘の風味を中心にほのかなはちみつの風味が感じられる。
セサールが生まれ育ったバルトゥイエ村へのオマージュ的ワイン。バルトゥイエ村からのブドウのみを使用し、余韻が長く、エレガントなワインを生み出す傾向のある粘土質、砂質土壌の区画を選びブレンドされる。熟したブラックベリー、ブラックカラントにカカオ、リコリス、砕いたブラックペッパーのヒント。しっかりとした骨格を快活な酸が支えており、複雑でスパイシーなフィニッシュ。
ノーズには素晴らしく、典型的な黒系果実、ブラックオリーブや風味豊かなハーブを感じ、口に含むと透明感のあるフレッシュな赤系、黒系果実が広がっていく。軽やかなタンニンは、生き生きとしたテクスチャーを保っている。今飲んでも良いし、熟成させても良い。
サン・モンの最良区画から収穫した最上のブドウのみを贅沢に使用。柑橘果実や洋梨のアロマにアカシアの花や蜂蜜、スパイスの香りが重なる。リッチな口当たりのフルボディながら、生き生きとした酸味を伴うフィニッシュはフレッシュで、驚くほど長い余韻を楽しめる。シュッド・ウエストを代表する偉大な白ワイン。
通常のサン・ザネがヴァンティエールからのブドウを使用するのに対し、ヴァンセルやフェスティニーに持つ所有畑のブドウから生み出されるキュヴェ。フレッシュな柑橘果実のフレーバーをしっかりとしたミネラルが支えている。
様々な区画をブレンドすることにより、力強さ優しさ複雑さを兼ね備え特に素晴らしい滑らさが感じられる。フローラルでスパイシーな香りもあり、繊細な味覚を作り出している。