ヴァレ・ド・ラ・マルヌ右岸に点在する10の区画からブドウをブレンド。白桃や洋梨などの白系果実の香りにバターやトーストのヒント。力強くエネルギッシュで、樽のニュアンスも感じられる。口当たりの滑らかな余韻とその後続くミネラル感が印象的な1本。
イチゴやラズベリーなどのチャーミングな赤系果実を主体に、フローラルや杉のヒントが溶け込んでいる。ミネラルと心地よい塩味があり、快活な酸がワインに生命力を与えている。ピュアなサンジョヴェーゼの果実味が見事に表現されており、余韻にはミネラルとタンニンが心地よく広がる。
グラン・クリュ、シュイイの2区画を使用。モンテギュはシュイイ最上と言われる”サランの丘”に位置する南向き区画、1969年植樹でワインにボディとボリューム感を与える。コレは1946年植樹の北~北西向きの区画でワインにフレッシュさ、余韻の長さを与える。ワイナリーの最上キュヴェにふさわしい複雑性とエネルギーを備える卓越したブラン・ド・ブラン。
Beine湖そばの急な丘の中腹にある南東向きの畑(2.4ha)。1979年植樹。繊細な果実のアロマと、このクリマ特有のフレッシュ感とのバランスの取れた、きれいな成熟感のあるワイン。美しいミネラルと集中力のある果実の旨味をともなうフィニッシュ。
わずか1haのEs Murotsという標高200m東向きの斜面に位置する畑のブドウから生産されるワイン。しっかりとヴォリューム感と熟度を伴ったベリー系風味が感じられる。
リンゴとピンクグレープフルーツのソルベ、レモンライムのアロマに、ハチミツを含むような甘やかな白い花々のヒント。そこにアーモンドのニュアンスが加わり、ピュアでありながらも複雑味がある。ジーニの畑を最大限に表現した1本。
ヌーヴィル・シュル・セーヌ村の南部に位置するレ・リセの単一区画に1989年に植樹されたピノ・ブラン、シャルドネの2種のブドウをブレンド。レモンやグレープフルーツなど溌剌とした柑橘、アプリコット、桃などの有核果実の風味が感じられる。よく溶け込んだ柔らかい泡が印象的で、甘酸っぱいリンゴや白桃などの白系果実とトーストやブリオッシュを思わせるしっかりしたコクとうまみを感じる。
ピノ銘醸地カーネロスのブドウを使用。熟したベリー、ブラックチェリーの豊かな果実味の中に、スパイスや樽由来の香ばしさが感じられる。口当たりは滑らかで、温かみのある果実がフィニッシュまで優しく続く。
フランス南西部のガスコーニュ地方で作られるソーヴィニヨン・ブラン100%の白ワイン。新鮮な柑橘とアプリコットの香りが印象的で、エキゾチックなフルーツの風味が、フルボディ寄りの十分な飲みごたえを与えている。
樹齢 50-90 年のヴェルジッソンの南向き斜面。高樹齢のブドウの樹から生まれる密度の濃いシャルドネだけで造られる。グレープフルーツやレモン、完熟した柑橘やリンゴのアロマを持ち、豊満なボディと硬質なミネラルを兼ね揃えた上質なワイン。