
ソノマ・コーストにおいて優れたピノ・ノワールを生む事で知られているサンチェイス・ヴィンヤード。その中でも、デイヴィッドが何年にも及ぶ試行錯誤を経てようやく見つけ出した最良区画のブドウのみを使用。熟したチェリー、ラズベリーや咲いたばかりのスミレのアロマ、ベルベットのような官能的なテクスチャー。フィニッシュにはスパイスのニュアンスがあり、余韻を更に複雑なものにしている。熟成での更なる進化を確信させる卓越したピノ・ノワール。

標高250-350mの畑に植わる平均樹齢30年のブドウを使用。シャルドネはバリックで熟成。サヴァニャンはステンレスタンク後に古樽でウイヤージュをせずに産膜酵母下で熟成。フローラルなノートから始まるアロマは、次第にヘーゼルナッツ、アーモンド、クミンのスパイシーなアロマへと姿を変えていく。シャルドネ由来の肉付きの良いアタックが特徴的で、伝統的なジュラワインの入門には持ってこいの1本。

マゾワイエール・シャンベルタンの下方に位置する0.82haの区画。樹齢は平均37年。赤系果実やレザーに加え、濡れた土を感じさせる非常に複雑なアロマ。程良い甘みのジューシーな赤系果実とスパイス、それらを佐々えるミネラルは見事に調和がとれ、村名クラスとは思えない程完成度が高いワイン。

わずか1haのEs Murotsという標高200m東向きの斜面に位置する畑のブドウから生産されるワイン。
しっかりとヴォリューム感と熟度を伴ったベリー系風味が感じられる。