
平均樹齢45年、0.17ha。東向きの1区画。大変フローラルなアロマには赤系・黒系果実にスミレが溶け込み、控えめな木のタッチが香る。口の中では、ジューシーなレッドチェリー、ストロベリー、マーマレードに乾燥したマルメロのフレーバーを持つ。広がりのあるボディからは大きく、豊満な印象を感じ、落ち着きのある長い余韻につながっていく。素晴らしいエネルギーを秘め、長期熟成を期待させる最上のクロ・ブラン。

ヴィンケル村周辺のブドウを使用。海抜120mで南向き、土壌は粘土&黄土。熟成に由来するリースリングのエレガントな香りがありながらも、生き生きとした柑橘系果実のニュアンスも感じられる。口に含むと香り同様に
上品な熟成感があり、一方でリンゴを思わせる爽やかな果実味が口いっぱいに広がる。中盤からはスパイシーで溌溂とした酸を感じ、十分なエアレーションをすることでフィニッシュにかけてミネラルがより強調される

コンドリューの丘にある単一区画で南-南東向きの0.98ha。樹齢は41年。土壌は花崗岩の一種である黒っぽいミグマタイト。フレッシュな桃やアプリコットにスミレ、砂糖漬けの生姜などの刺激的で香り高いアロマが広がる。アフターには一段と深みを増していき、心地良いフローラルなニュアンスとチョーキーなミネラルが溶け込み、長い余韻を楽しめる。

ヴァイセンキルヒェン村の南西に位置する標高218-349m、南西向きの区画。1949年代と1990年代植樹のブドウが植わる、石灰と大理石の土壌。非常に切れの良いクリアなアロマの中には完熟した白桃のニュアンスを感じる。口の中ではミディアムボディの口当たりで、フレッシュな酸としっかりとしたストラクチャーを持つだけでなく、奥行きと洗練性を兼ね備えている。

瑞々しい赤いベリーのアロマティックな香り。柔らかな果実とエレガントなストラクチャーが織りなす味わいはクリーンで程良くモダン。伸びやかな酸がジューシーなフィニッシュへと導く。

ウンターロイベン村の北に位置する標高220-390m、南東-西向きの急斜な段々畑。最古は1253年まで遡り「オーストリア最初のブドウ畑」とも称されるヴァッハウの銘醸畑。樹齢は平均50年、土壌はロスとグナイス(片麻岩)主体。完熟果実と火打石のニュアンスを持つ鮮烈なアロマ。塩味をはっきりと感じるフルボディーで、力強さだけでなく張り、フィネス、ピュアさをも兼ね備える。ロイベンベルクのテロワールが見事に表現された最高の一本。