ソノマ・コーストAVA内の複数畑のブレンド。外観は黄金がかった黄緑色で、レモンオイル、カリンを中心に、ベーキングスパイス、火打石、ブリオッシュのかすかなニュアンスなど複雑なアロマが感じられる。口に含むと、塩味を伴ったミネラル感とエネルギッシュさを感じることが出来る。10年以上熟成も可能。
樹齢30年から85年以上のブドウから造られたこのワインは、何世紀もこの地で育った古いオークの木から作られた樽で熟成させている。このワインは毎年は生産されず、2015年、2016年、2017年、そして2022年に生産。ミディアムボディのこのワインはリッチで凝縮感があり、余韻が長く、ストラクチャーを感じる。フィニッシュには心地良いミネラル感がある。
若木も多く含まれるミズ・アン・ブーシュに対し、トロワ・シェーヌはより樹齢の高いブドウ樹から生み出されるワイナリーのフラッグシップとなるキュヴェ。ブラックベリーやチェリーにクローヴが溶け込んだアロマ。鮮やかな果実味にしなやかなタンニンが溶け込んでおり、コーヒーやブラックペッパーがアクセントとなった余韻の長いふくよかなフィニッシュへと繋がる。
プティ・シャブリは、主に石灰岩からなるポートランド土壌に根を下ろしている。このアペラシオンはシャブリワインの中でも最もフルーティーで、新鮮なワインだ。黄色に緑がかった色合いで、ライム、グレープフルーツ、パッションフルーツの香りが感じられる。エネルギッシュで持続性がある。