
ラヴォー・サンジャックのすぐ上にあるプルミエクリュ。土が肥沃な南斜面の上部にあり、日照量が豊富で涼しい風が吹くため、豊かな果実とミネラルのバランスが良い。口蓋からフィニッシュまで柔らかな果実の旨味が持続し、きめ細かで滑らかなタンニンとミネラルが自然に寄り添っている。所有区画は0.13haのみのため、生産本数は非常に少ない。

チェリーリキュールに完熟したカシスやプラム、メンソール、スパイスの溶け込んだ複雑なアロマ。並外れたリッチさを持ち、豊満でジューシーなミディアム-フルボディのフレーバーには気品を感じさせる口当たりとはっきりとしたミネラルが備わっている。緻密なストラクチャーとベルベットのタッチが重なって非常に長い余韻が楽しめる。熟成によるポテンシャルは計り知れない。

通常の村名ピュリニーが複数区画のブレンドであるのに対し、このキュヴェは0.7haのモノポールかつ樹齢も最高60年と高い。また比較的肥沃で粘土が厚い土壌のため、よりリッチで力強い味わいとなる。レモンやリンゴ、白い花にわずかな新樽のニュアンスを感じるクラシックなアロマ。口に含むとしっかりとした張りと果実の凝縮感に満ちていて、素晴らしい奥深さ、ミネラルとエネルギーを感じる。

南向きの畑に植わるシャルドネとピノ・ノワールを使用。フレッシュなチェリー、砂糖漬けのジンジャーに、柑橘果実さえ感じさせるクリアーでピュアなアロマ。クランベリーやラズベリーのチャーミングな果実味を溌剌とした酸が支える洗練された口当たり。エレガンスとフィネスを見事に兼ね備えたロゼ。

ムルソーのちょうど斜面が始まる丘のふもとにある区画。完熟した黄色系フルーツの力強さが良く出た香り高いアロマ。口に含むとリッチで濃密感な果実が広がるが、心地良い酸と美しいミネラルが支えることで見事なバランスを生み出している。リッチな区画から作られた飲みごたえあるムルソーで、テロワールをうまく表現している。

マンツァーノにある南東向きの畑。第二次世界大戦中に植樹されたとされる樹齢100年のブドウから生まれるシャルドネで、柔らかくエレガンスとハーモニーに秀でる。

Murgey de Limozinの0.67haの区画。香ばしいトースティーな風味と共に熟したグレープフルーツの風味が多層的に感じられる。

Glarea は砂利の積み重なりという意味で、その名の通り砂利を多く含む土壌。それに加えて非常に特別なミクロクリマを持つ。標高は 220m-280mとこの辺りでは非常に低いが、その低さゆえに夜間に吹く冷気をまとった風がこの畑に流れ込みやすくなっており、昼夜の激しい寒暖差という絶好の条件を生む。緑がかったニュアンスのある麦わら色で、熟したバナナ、アプリコット、パイナップルが満ちた香り。フレッシュでジューシー、ふくよかで、特徴的なミネラルが感じられる。

非常に豊かで外交的。愛らしく官能的なバラや牡丹のフローラルなアロマが弾けて躍り出る。香りの印象通りのフレーバーが、口の中を巡り、享楽的なフィニッシュを迎える。

フュイッセ村の中でもプイィ村に隣接している0.3haの区画。東/南東向き。標高265〜300m。1er昇格前は「Vers Pouilly」という名でリリースされていた。柑橘果実の凝縮感のあるノーズにバニラやグリルしたアーモンドのヒント。余韻はとても長く、際立った果実味がはっきりと感じられる。