Puligny Montrachetの北部に位置し、ムルソーの隣、Combettesの南に位置する。土壌は非常に岩が多く、畑は日照に恵まれている。美しい明るい黄金色。ハチミツ、スイカズラ、アーモンドといったピュリニー・モンラッシェの複雑なアロマを余すところなく表現している。熟成が進むにつれて、これらの香りは芳醇でシルキーなトースト香に進化し、木のニュアンスと混じり合う。口中は豊満で、それでいて非常にフレッシュ。余韻には白い花のタッチが残る。
シャブリ・グランクリュ・ヴァルミュールは、露出に微妙な違いがある谷を形成している。一部は北西に、一部は南に向いている。バランスの取れたミネラル感を持ち、力強さと驚くほどのフルーティさを兼ね備えたヴァルミュール。レモンの香り、スパイシーな胡椒、トーストしたノートとヨウ素の香りが感じられ、口の中ではリコリス、刻んだビスケット、ブリオッシュの風味が広がる。
サン・ジョヴァンニ・アル・ナティゾーネにある南東向きの畑。樹齢約10年。土壌は軽めの粘土。フルボディで繊細なアロマを持つ。
両側をDRCに囲まれたわずか0.29 haの東向きの区画。樹齢は平均60年。様々な黒系果実、スミレ、ラベンダー、スパイス、メンソール、コーヒーなどが複雑に混ざり合う豪華なアロマ。濃密ではち切れんばかりのボリュームを持ち、口の奥深くまで甘味が広がる。絶妙に溶け込んだオーク、ジューシーなブラックチェリー、ブラックラズベリーがミネラルと層を成し、壮麗なフィニッシュは上質なタンニンによって支えられている。30年超は優に進化し続ける偉大なグランクリュ。