
クリスタルのような透明感があり、バラや黒果実のノートが迫ってくる。活気に満ちていてピノ・ノワールを連想させるフィネスがある。酸も美しく、涼やかさを感じる。やや低めの温度帯で楽しみたいワイン。

北側斜面の標高600~700mにあるコントラーダ、カルデラーラ・ソッターナのブドウを使用。火山灰は少なく、黒々としたこぶし大の軽石が表土のほとんどを覆うほどに存在する特徴的な土壌で、この畑には代々赤品種のみが植えられてきたが「長熟で偉大な白を生み出したい」という思いから2007年に一部を白品種に改植し、2014年から生産を開始。思惑通り、白のラインナップの中で最も濃厚で男性的、そして長熟のポテンシャルを秘めた荘厳なものとなっている。

トロピカルフルーツやアカシア、リンゴ、バニラビーンズが混ざり合うエレガントなアロマ。シルキーで柔らかくしなやかなテクスチャーに、塩味のあるミネラルが中心に感じられる。ミネラルが頬を引き締める長いフィニッシュ。

Moselのリースリングのマサル・セレクション。1960年にシャルルの祖父によって植えられた大切な畑。色調はイエロー。香りにはミネラル感を伴ったレモンが感じられる。味わいは心地よい力強さがあり、食欲を刺激するドライなワイン。