シマ・コルゴのブドウから造られるワイン。カシスリキュールやブルーベリージャムを思わせる濃厚な果実のアロマがたっぷりと広がる。フレッシュで心地よい酸味が、熟した果実味の凝縮感を見事に引き立てている。
レッドチェリーやブラックチェリーのアロマに、黒コショウのヒント。口に入れた瞬間から果実の甘みが存分に感じられ、タンニンは非常に柔らかい。スパイシーさは控えめで、ジューシーなスタイルを楽しむワイン。
単一区画”Bruyères”から生産されるワイン。良年のみ単一区画で生産される。香りにはバラ、フレッシュなクランベリー、スパイシーなニュアンスが印象的。美しく活き活きとした軽やかな味わい。
グラン・クリュ、メニル内のリュー・ディ「マロ」に植わる1990年植樹のシャルドネを使用。
ブレゼの北西向きの畑に、2007年に植樹されたシュナン・ブランから造られる。リンゴ、カリン、キンモクセイ、杉のような香り高いアロマ。高い酸とボリューミーな果実味がポテンシャルを感じさせる。ツヤのあるテクスチャーと樽の風味が魅力的なワイン。
国道74号線を挟んで斜面と反対側に広がるヴォーヌロマネの3区画のブレンド。わずか0.8hに植わる樹齢30年のブドウを使用。赤系果実に軽いスパイスの混ざった黒系果実のアロマが広がる。口に含むと上質な果実味と柔らかいタンニンがうまく一体化してミディアムボディーを作り、実にエレガントなフィニッシュへと向かっていく。ACブルゴーニュの中で最高のワインのひとつ。