
主体となるグルナッシュは全てLa Crauからのもので、樹齢50~100年を超える。完熟した甘いブラックチェリーや煮詰めたブラックベリー、それに加えてリコリスやスパイスの香り高いアロマ。何層にも折り重なるようなジューシーな甘やかさが印象的。熟して滑らかなタンニンはシルキーなテクスチャーを生み出す。リリース時に飲んでも楽しむことができ、長期熟成を経てもなお楽しむことができる。

海抜600-950m、全て南向きの3haの畑のブドウを使用。リンゴやレモンのフレッシュなノートに、白い花の繊細なアロマ。程良い果実のボリュームをミネラルと透明感のある綺麗な酸が引き締める、エレガントなワイン。

樹齢は6-35年、ジーファースハイム村近郊の複数の畑のブドウをブレンドしてつくられる。熟したリンゴや洋ナシに加え干し草やスイートコーンなどの要素が感じられるアロマ。液体にはツヤ感と弾力感の双方があり、大変にジューシー。この果実味を爽やかな酸味と豊富なミネラルが支え合い見事なバランスを生み出している。力強く長い余韻も楽しめる。ラインヘッセンのシルヴァーナーの魅力を知るきっかけとなる一本。

フレッシュなハーブや桃、黄色い柑橘類のアロマティックな香り。心地よく熟したコクのある果実に緊張感のある酸を備えた味わい。フィニッシュは豊かな果実を太いミネラルと酸がささえる。

平均樹齢110年。2.2ha。東向きの1区画。非常にリッチで驚くほどの完熟したアロマからはイチジクやキルシュ、カシスにスパイスやスミレのニュアンスを感じる。濃密でありながらヴェルヴェットの質感を持ち、初めに果実の甘みがしっかりとしたタンニンを伴って現れ、次第に複雑さを帯びながら、わずかにコンフィのようなニュアンスを持つフィニッシュにつながる。印象的で素晴らしい村名ワインで、若くても熟成しても楽しめる。

コート・デ・ブランの4つグラン・クリュのみのブレンド。平均樹齢は40年。完熟した柑橘果実のピュアでフレッシュな要素に香ばしいアーモンドやバタークリームとチョーキーなミネラルが混ざる複雑なアロマ。口に含むとアタックはシャープで精密、刺激的な酸が力強い果実味をしっかり支え、時間と共に繊細で滑らかなシルクのような印象に変わる。フィニッシュでは典型的なチョーキーなミネラルと塩味が広がり、ビスケットやオレンジピール、爽やかな苦みのヒントを残す長い余韻につながる。