
平均樹齢60年。プルミエクリュに囲まれた村名畑のクロ・デ・オートを中心に、古樹の3区画をブレンド。ブラックベリーやチェリーの品の良い香り。滑らかな果実に彩られた味わいは一層表情豊かで、地に足ついた旨みがフィニッシュまでずっと続く。

海抜600-700m、全て南向きの2haの畑のブドウを使用。サクランボや野イチゴのノートを持ったエレガントなアロマに、見事なタンニンを持つしっかりとしたワイン。

メニル、オジェをメインにアヴィーズからのブドウを使用。グレープフルーツ、アーモンド、ビスケットのアロマ。アタックは鋭く、鮮烈な酸が緊張感を与えているが、肉付きのよいたっぷりとした果実味と見事に調和している。長い余韻には石灰やクリアな塩味の感触を残す。

平均樹齢は50年、スレートのタイプは灰色で沈泥と石灰(貝や牡蠣の化石)を含む砂からなる。完熟したアプリコット、熟れた桃の皮や白トリュフのアロマに、強い火打石のニュアンスと、洗練されたエレガントさがある。口に含むと石灰に由来する力強い塩分を持つミネラルに加え、スモーキーさとナッツのフレーバーが複雑に絡み合い、驚くほどの力強さと奥深さを感じさせる。フィニッシュはアロマティックでピュア、そして大変長い余韻が楽しめる。わずか2.2haからのみ作られるモーゼルのグラン・クリュ。

長きに渡ってピュンダリッヒ村マリーエンブルクの最高の場所として保護されてきた小区画。グレースレート主体の土壌で、樹齢70-80年のブドウが植わっている。熟したアプリコット、ナッツオイルにミントのアロマ。砂糖漬けにした黄色系果実や甘い香辛料にフレッシュなライムの生き生きとした酸が絶妙に溶け込んでいる。ジューシーだがスリムでもあるメリハリのきいたリースリングで、非常に長くクリアなフィニッシュが楽しめる。