主に樹齢の若いブドウから作られるオルネライアのセカンド・ワイン。完熟した赤果実やスパイスが主体のアロマに僅かにレザーのニュアンスが感じられる。口当たりはなめらかで丸みがあり、溢れんばかりの熟した果実を生き生きとした酸が彩っている。若いうちから楽しめるが熟成のポテンシャルも見事に兼ね備える。
標高の高さと石灰質を多く含む土壌からシャサーニュ・モンラッシェの1級畑の中で最も繊細なワインが生まれる。スイカズラや洋ナシなど白い花や果実を思わせる華やかなアロマ。柔らかな果実に精緻な酸とミネラルが1本芯を添える複雑な味わいで、長い余韻にうっとりとさせられる。
ストラクチャーを引き出すため発酵前に6日間果皮浸漬。花束を想わせるアロマに、エレガントな口当たりが実に心地よい。マリアが「自分のためにあつらえた白ワイン」と評する通り、フルーティでクリーンな味わいに、その朗らかな人柄とコッリ・エウガネイの美しい風景が感じられる。
樹齢約約40年。ジュヴレ・シャンベルタン村の国道東側にある2区画のブドウを使用。明るく輝くクリアな赤の色調。フレッシュな果実の香りが豊かである。ブルゴーニュ・ルージュのレベルでは異例の濃密な果実の味わいとストラクチャーを持ち、美しい酸と共に心地よい余韻が楽しめる。
2019年にショパン・グロフィエから継承した偉大な畑。柔らかい様々な赤系果実が中心にあり、繊細なタンニン、長いフィニッシュと細やかなテクスチャーがこのワインをより特徴付けている。
ジュヴレ・シャンベルタンのコミューン内の樹齢30-40年の畑のブドウから生産されるワイン。凝縮感がしっかり感じられる赤系果実に、黒コショウやクローブなどのスパイスが複雑性を与えている。
カンパーニャの土着品種ファランギーナから造られるチャーミングなスプマンテ。洋ナシやリンゴ、黄色の花などファランギーナの魅力溢れるアロマティックな香り。生き生きとしたキャラクターと華やかさが詰まっている。5気圧というシャンパーニュ並みの泡の強さが心地よい。
海に近く、比較的涼しい気候と石灰豊富な粘土や砂質土壌持つポメロールの畑のブドウを使用。黄色い柑橘類やアカシアの花の香り。密度のある果実、シャープな酸、堅牢なミネラルが織りなす味わいは気品に満ち溢れている。ブドウとテロワールの特性がいかんなく発揮された、お手本となるべきピクプール・ド・ピネ。
透明感ある果実は良く熟して非常にフローラル。驚くほど深みのある豊潤さと精緻な酸・ミネラルがもたらす緊張感のバランスが素晴らしい。並みのプレスティージュ・シャンパーニュすら凌駕する、恐るべきクオリティ。
ヴィーベルスベルクの真下にある砂岩質の南斜面の区画のブドウを使用。良く熟したオレンジ色の柑橘類の香り。果実の熟度と酸のバランスが良く、涼しい気候と痩せた土地で育つリースリングの凛とした美しさがよく表現されている。