
野イチゴ、カシス、チェリーのジューシーなアロマに、清涼感ある柑橘果実のニュアンス。穏やかなタンニンとミネラルが心地よく調和しており、フィニッシュにはアーモンドのヒントが感じられる。

構想から6年を経てようやくリリースされたワイナリー初となる単一畑のブルネッロ。所有する中で最も古い畑で、植樹は1965年。ワイルド・ベリー、カシス、ドライハーブのアロマに、スパイスやスモークの繊細なニュアンスが溶け込み、しなやかでありながらも複雑。骨格のあるタンニン、傑出した凝縮感も同時に感じられる。この区画ならではのエレガンス、鮮やかさが魅力的に表現されたアルジャーノ渾身の一本。

シャトー・シャロンに隣接する2区画のブレンド。畑の標高は280m、樹齢は平均30年。ウイヤージュせずに産膜酵母下で熟成させる伝統的なスタイル。熟したリンゴとスパイス、アーモンドやクルミのナッティーなアロマ。ふくよかさと果実のフレッシュ感のバランスが良く、チャーミングでひと口目から楽しめる口当たりのよさは、次第にサヴァニャンの持つ力強さと余韻の長さへと姿を変えていく。

完熟したリンゴや柑橘系に石のようなミネラルを持つ力強いアロマ。凝縮感のある果実味とフレッシュでクリアな引き締まったミネラルのバランスが素晴らしい。余韻は非常に長く、芳醇なアロマがいつまでも続く。