スペインアラゴン[Campo de Borja]
モルカ
Morca
ガルナッチャの帝国 と称される産地から最上のガルナッチャを生み出す、ヒル・ファミリーの新たな挑戦。

世界を震撼させた、南スペインの最高峰「エルニド」誕生から12年。2014 年の初リリースから高評価を獲得する『今』世界が欲しがる新たなモンスターワイン。

INTRODUCTION
生産者のご紹介
ヒル・ファミリーの新たな挑戦

フミーリャを代表するワイナリー、フアン・ヒル。当主であるミゲル・ヒルはフアン・ヒルやエル・ニドを通してフミーリャとモナストレルのポテンシャルを世界中に発信してきた。しかし彼の情熱はフミーリャにとどまらず、いかにリーズナブルに、しかもテロワールを生かしたワインを作れるのかという視点から、スペイン各地に眠るポテンシャルのある土地を探し続けてきた。その結果、リオハ、カスティーリャ・イ・レオン、リアス・バイシャスなど現在率いるワイナリーは多岐に及んでいる。 これらのプロジェクトを次々と成功に導いてきたミゲルが次に注目したのがスペイン北部、アラゴン州に位置するD.O.カンポ・デ・ボルハだ。この地はナバーラ南部の延長線上にあり、サラゴサに向けて流れるエブロ河の南に位置する。西には標高2,000mを越えるモンカヨ山がそびえる大陸性気候のこの地は、スペイン国内でもとりわけ暑く乾燥しており、フミーリャ以上に朝晩の寒暖差が激しい。こうした過酷な気候のもとで栽培面積の70%近くを占めるのが土 着品種のガルナッチャ。この知られざるDOには、実はとりわけ多くのガルナッチャの古樹が植わっており、高品質なワインを生み出すことから「ガルナッチャの帝国」とも称されている。

最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャル

カンポ・デ・ボルハのワインを幾つかテイスティングしたミゲルはこの地に最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャルを強く感じ、2011年からワイナリー設立を検討しリサーチを開始。そんな中、ヒル・ファミリーにて長年ミゲルと タッグを組んでいたジョルディ・フロスが義理の父の畑から自家用ワインを作っていた所にミゲルが立ち寄り、一口飲んだところその味わいに感動。畑・土壌 を観察した後に「本気でワイナリーにしないか」とジョルディに持ち掛けたのはガレージに着いて数時間後の事だった。数樽のワインがモルカとしてスペイン国内で初リリースされたのが2014年、スタートから評判は非常に良かった。 当初5haだった畑は現在60haまで拡大。標高500~850mに広がる畑には約 25の区画が点在し、鉄分を含んだ粘土がメインの土壌。認証は取っていないが全てオーガニックで栽培し収穫も全て手作業。高樹齢のブドウが多いため自然と収量が制限され、さらに畑での厳しい選果を経て収量は約10hl/haと恐ろしい程に低くなる。

モルカの妥協なきこだわり

醸造を担当するフランク・ゴンザレスはエル・ニドの醸造にも携わった経験があり、その傑出した仕事ぶりから、今では複数のヒル・ファミリーのワイナリーでも醸造長を務め、現代スペインワインを牽引している。モルカの醸造では、プレスは9~12時間かけてゆっくり行うが、発酵は28℃以下で最大7日間とマセラシオンを短めに設定。こうすることで過度な抽出を抑え、シルキーなタンニンが生まれる。熟成樽は複数のメーカーから購入しているが、お気に入りはドミニク・ローラン社のもの。フランク曰く「オーク材のきめ細やかさが格段に違う。」これが凝縮感がありながらもエレガントなスタイルを実現させる。熟成中は厳正なるバレル・セレクションが行われ、「最高のガルナッチャ」を信条とするモルカの妥協なきこだわりが垣間見られる。 古樹、低収量のブドウからは、凝縮感のあるフルボディで色調・アロマともにリッチなワインが生まれ、同時にヒル・ファミリー特有のモダンで艶のあるスタイルを感じる事が出来る。ファーストヴィンテージの2014からギア・ペニン、Vinousで高評価を獲得しており、畑を拡大したとは言え、それに追いつかない程スペイン国内外からの需要が高まっている。スペイン最高峰のグランヴァンの1つとして地位を確立した「エル・ニド」同様、今後ますます入手が困難になる事が予想されるワイナリーである。

WINERY DATA
ワイナリーデータ
醸造責任者
Frank Gonzales
栽培方法
オーガニック栽培だが認証は取っていない。
ワインメイキング
発酵後、垂直式のバスケット・プレスを使用。その後バリックに移し熟成。
ITEM LIST
アイテム一覧
フロール・デ・ゴダ

2019 Flor de Goda

6つの村に点在する畑のブレンド。他キュヴェと比べるとやや樹齢の若いブドウが主体。ブラックベリー、ブルーベリー、プラムのアロマが層を成し、リッチではじけるような果実味にリコリスやダークチョコレートが溶け込んでいる。ゴディナが濃縮感と高級感であるのに対し、こちらは華やかさと果実味が前面に出た、ガルナッチャ品種の個性あふれるワインとなっている。

評価の見方
種類
Red
産地
D.O. Campo de Borja
ブドウ品種
ガルナッチャ100%
醸造・熟成
樽で発酵、バリック6ヶ月(新樽20%)熟成。
アルコール度数
15.5%
希望小売価格税抜き
2,300
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トゥーラン

2018 Touran

最も古い区画からのブドウのみを使用。最高のクオリティを生み出すため、最上のバレルだけを選ぶ最も厳しいセレクションを行うのがトゥーラン。ブルーベリー、ブラックベリー、バニラやトーストしたオークにリコリスの凝縮したアロマ。フルボディだがみずみずしく、果実の甘やかさ、噛みごたえあるタンニン、美しい酸によって調和が取れている。フィニッシュにはブラックペッパー、黒鉛、シナモンのフレーバーが心地よく広がる。

評価の見方
種類
Red
産地
D.O. Campo de Borja
ブドウ品種
ガルナッチャ100%
醸造・熟成
樽で発酵、バリック22ヶ月(新樽90%)熟成。
アルコール度数
16%
希望小売価格税抜き
17,000
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ゴディナ

2018 Godina

平均~比較的若い畑のブドウを使用。ガルナッチャの素晴らしさを伝えるため幅広い層をターゲットにした親しみやすいワイン。ダークベリー、プラム、リコリスにスパイス、繊細なオークの心地よいバニラのアロマ。口に含むと甘やかなフルーツジャムやモカのフレーバーが広がり、絹のように滑らかなタンニンが溶け込んでいる。完熟したガルナッチャを感じさせるピュアでバランスのとれたフィニッシュ。

評価の見方
種類
Red
産地
D.O. Campo de Borja
ブドウ品種
ガルナッチャ100%
醸造・熟成
樽で発酵、バリック15ヶ月(新樽25%)熟成。
評価
GP92
アルコール度数
16%
希望小売価格税抜き
3,900
お問い合わせはこちら
モルカ

2018 Morca

最も古い区画からのブドウのみを使用。ワイナリー名が付けられたフラッグシップワインでガルナッチャの美しさを見事に表現している。熟した黒系果実、プルーンにスギやスパイスが溶け込む官能的なアロマ。口に含むと甘やかでよく広がり、凝縮した果実味がジューシーな酸とよく熟したしなやかなタンニンに支えられている。リッチさとエレガンスを感じさせる滑らかな印象で、非常に長くスパイシーなフィニッシュを楽しめる。

評価の見方
種類
Red
産地
D.O. Campo de Borja
ブドウ品種
ガルナッチャ100%
醸造・熟成
樽で発酵、バリック22ヶ月(新樽90%)熟成。
アルコール度数
16%
希望小売価格税抜き
6,300
お問い合わせはこちら
評価の見方
WAワイン・アドヴォケイト
WSワイン・スペクテイター
Vinousヴィノス
JRジャンシス・ロビンソン
Decanterデカンタ
MBマイケル・ブロードベント
AMアラン・メドー
RJリチャード・ジューリン
Gault Milauゴー・ミヨ
Eichelmannアイヒェルマン
Falstaffファルスタッフ
Vinariaヴィナリア
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