オーストラリアの壮大な自然と豊かな文化が息づくワインブランドNo Worries。このブランド名には、オーストラリア人のライフスタイルが色濃く反映されている。No worriesはオーストラリア発のフレーズで、「大丈夫」「心配しないで」「問題ないよ」「気にしないで」といった意味で使われる。このフレーズは、自由で伸びやかな精神と、何事にも動じないポジティブな姿勢の象徴である。
この言葉が世界に広まったのは、1980年代の映画「クロコダイル・ダンディー」がきっかけだ。この映画はアメリカで大ヒットし、アカデミー賞にもノミネートされた。主演のポール・ホーガンが決め台詞として「No worries」と言うシーンは印象的で、これをきっかけにアメリカを始めとする英語圏全体、さらにはマレーシアや東南アジアに至るまで、このフレーズが広く使われるようになったのである。実際、オーストラリアでは「No problem」でも「Don’t worry」でも「Don’t mind」でもなく「No worries」が非常によく使われる。
新しいワインブランドであるNo Worriesは、ワインの楽しみ方に対する従来の概念を覆す。ワインを飲む際、詳細な知識や特定の場面、料理とのマッチングも時として重要だが、ワインの本質的な楽しみ方はもっと自由であっても良い、そんな考えのもとにNo Worriesは生み出された。難しいことは考えずに、気軽に、自分のスタイルで目の前のワインを楽しむ、その瞬間に選ばれるワインでありたい。
No Worries Happy Shirazは、オーストラリアを代表する黒ブドウ品種であるシラーズ100%から造られている。非常に力強くフルボディなこのワインは、シンプルに美味しく飲むことができ、まさにNo Worriesの求める、自由で伸びやかな精神を象徴しているワインである。