人事制度改革3ヶ年計画　第2弾

ワインインポーターの株式会社フィラディス（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：石田大八朗）は、中長期的な人材育成・価値の創出に向けて2020年より3ヶ年計画で人事制度の再構築を進めています。2年目の今年は組織力の強化を目的に、4月1日より目標管理方法OKRをモデルとした人事評価制度を取り入れます。また同一労働同一賃金に対応し、パート社員も正社員と同様の待遇へ改善を進め共通賃金制度を導入します。

2021年人事制度改革のポイント

OKR型人事評価制度の採用

OKR(Objectives and Key Results、目標と成果指標）とは、企業と社員の目標を同じくして課題を明確にし、社員のモチベーション向上やコミュニケーションの活性化をよくするために使われる目標管理方法の一つ。
「日本に成熟したワイン文化を根付かせるという」全社的な組織目標の実現に向けて、一人一人が業務目標と達成に向けた仕事の進め方を決め、業績、プロセス、役割行動評価の3つの要素で評価していきます。

■導入の背景
これまでの人事評価制度は、職務内容や期間中の行動に対しての評価で行っていました。しかし評価の達成基準や評価自体にあいまいさがあるという声が社内から上がり、今年度は評価制度自体を改革します。この制度の導入によりこれまでの実現可能な目標よりもチャレンジングな目標を設定することで、個人の能力を高め、社内でも挑戦していく文化を作っていきます。

正社員からパート社員までの共通賃金制度を導入

勤務時間以外は基本的に正社員と同様の待遇へ改善を進めていきます。

1. パートタイム労働者も全員無期雇用で60歳の定年制
2. 正社員と職務が同一のパート社員は時間あたりの賃金が正社員の一般職と同待遇
3. 新たに賞与制度も創設
4. 責任の重さの部分が正社員と違いがあるため、期待役割に対しての実行度をみる役割行動評価制度を導入
5. 特別休暇や福利厚生制度なども正社員と同待遇

これまでの取り組み：

■フィラディス人事制度改革2020年

① 人生の多様なステージに合わせて包括的にサポート 人事制度パッケージ『Famille（ファミーユ）』を導入
https://firadis.co.jp/famille/

② グローバルに活躍できるプロフェッショナルな人材を育成　『Firadis WINE UNIVERSITY』を発足
https://firadis.co.jp/wine_university/

③ 『Liberte』～フレキシブルタイム～の導入
1か月を平均して1週間の労働時間が40時間程度となるように勤務する働き方です。
これにより、社外イベントへの参加などで勤務時間が長くなる日がある週は、同じ週の他の日に勤務時間を短く設定することができます。心身をより健康に保つことを目的に、1か月を通してバランスのよい勤務時間を実現しています。

フィラディスの理念

株式会社フィラディスは、2003年の創業以来、稀少性の高いオールドヴィンテージワインを日本に輸入するとともに、150を超える世界各地の優良ワイナリーの正規代理店として、選び抜かれた価格以上に価値のあるワインを日本にご紹介しています。
『日本に成熟したワイン文化を根付かせる』という企業理念のもと、これまで以上に幅広い方々に美味しいワインをお届けするために、新しい時代を創るような革新的な取り組みを積極的に行ってまいります。